blog

2016.02.29

角化異常症その2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前ご紹介した角化異常症、その2です。

前回とは違ったタイプで、こちらのわんちゃんはふけと痒みが主な症状でした。さらに、ゴツゴツした湿疹(かさぶたに似ていましたが、これもふけの一部)が全身にでき、シャンプーでそれらが剥がれて赤くなっていました。皮膚の表面をテープで採って顕微鏡でみると、新陳代謝がうまくいっていないことがわかりました。角化異常症です。

他の皮膚病がないことを確かめてから、治療開始。1ヶ月単位でシャンプーやサプリメント、お薬を試して、相性の良い方法を探しました。その結果、初めての来院から4ヶ月ほどで、本来のツヤツヤなお肌が戻ってきました!

同じ病気でも、患者さんごとに治療法は異なります。計画的に治療に取り組んでよい結果に結びついた、というお話でした。

一番上に戻る
TEL:0178-45-0672 メール問い合わせ スタッフ募集